第二十一話 冬にパクチーがたくさん採れるようになった話し
2022-02-11
料理に香りを添える香草が採れるようになりました。
はじめに
突然ですが、みなさんは料理をなさいますか?
家庭料理を作っていると、彩り野菜や付け合わせの野菜、料理にパンチを効かせもう一味を加える野菜が欲しい場合があります。
香草をほんの少しだけ使いたくとも、欲しいタイミングでほしい量だけ購入することは難しいものです。
パクチーやパセリなどの香草をほんの少し使うことができると、家庭料理ではとても重宝します。
パクチーの栽培
パクチーはセリ科の一年草で、地中海東部原産としています。
アジア地域では東南アジアでよく栽培されており、葉も実も食用としてタイ料理や中華料理に使われます。
栽培適温は20−25℃で耐寒性があり、春〜秋で栽培できます。
セリ科の種の発芽は難しい
一般的にセリ科の植物は芽出しさせることが難しく、発芽条件をきちんと整える必要があります。
パクチーも同様で種まきしただけでは一向に芽出しできず、温室環境に据え置きしてはじめて発芽に成功しました。
多くのセリ科は好光性発芽です。パクチーの発芽においても同様で、薄く覆土して日照条件を整えます。
土壌酸度はpH6.0〜6.5を狙って苦土石灰を混ぜ込むとともに、温湿度は20-25℃でやや乾燥気味となるよう栽培条件を整えました。
まとめ
冬場でも温度管理できるよう環境を整えることで、パクチーの栽培ができるようになりました。