第十七話 べんり菜をたくさん栽培した話し
2022-01-29
ベランダに置いたプランターで、大量のべんり菜の栽培にチャレンジしました。
はじめに
べんり菜はアブラナ科、小松菜とチンゲン菜を掛け合わせた葉物野菜です。
べんり菜は種まきから収穫までの期間が短く、プランターで手軽に栽培できる野菜で、小松菜に比べて味のクセが少なく重宝します。
栽培期間が1〜2ヶ月と短いため害虫や病気にもかかりにくく、プランターで手軽に栽培できるため、初めての野菜栽培におすすめです。
小松菜やチンゲン菜なとの菜物にくらべて味のクセが少なく、サラダや炒めものなど料理に重宝します。
栽培
極寒期を除いて年中栽培できる(成長する)べんり菜は、成長が早いため病虫害に強く、手間がかからず育てられるのがメリットです。
栽培は種蒔き、ポット栽培ともに可能です。育苗ポットや連結ポットで育てて移植することもできます。
今回はタネ蒔きとし、畝間10cm前後〜20cm程度でスジ蒔きしました。
畝間をそれほど広げなくとも栽培することができますが、葉の成長に伴って込み入ってきた場合は適時間引きしてベビーリーフとして食します。
種まきから収穫まで春秋の季節の良い時期で約1ヶ月前後で、水やりはそれほど多くは必要なく、順調に育ちます。
べんり菜は大根や白菜などの野菜と違い、葉の広がりが比較的少なく縦に成長し、シャキンと立って成長する、そのようなイメージです。
食味
小松菜やチンゲン菜なとの菜物にくらべて味のクセが少ないため、サラダなど生食、茹でたり炒めたりとできます。
間引きしたものはベビーリーフとしてサラダで食したり、お弁当のバラン(区切り)に使います。
サラダのレタスとべんり菜のベビーリーフを合わせると、サラダの色合いにコントラストをつけることができます。
レタスの食感とは異なり、肉厚でありながら柔らかく、とても食べやすく重宝します。
成長した葉はコシが強くなりアクも出るため、茹でたり炒めたりしてコシとアクを減らします。
茹でたべんり菜を日本そばの付け合わせにしたりもできます。
まとめ
べんり菜は生食、茹で、炒めと重宝する野菜で、家庭菜園で手軽に育てることができる葉物野菜です。
使い勝手の良い新鮮な葉物野菜をぜひ家庭菜園で育ててみたいものです。