第二話 土を作った話し
2021-02-22
庭がキレイになると気持ち良くなります。
はじめに
土をきちんと作り込むと、栽培に手がかからない上手な育て方ができます。
作物が育ってきてから土壌改良をすることは難しいため、最初に作っておきたいものです。
2022年2月、まだ寒い冬の日でした。野菜の苗を植えて育てたいという家族のご希望に合わせて、庭の土作りをお手伝いました。
冬の間、自宅の庭はしばらく手入れされておらず、雑草が生えてしまっていました。
土作りを始める
雑草・古根と小石を取り除く
表土に生える雑草を取り除きました。表土から10数cm程度掘り起こして古根と小石を取り除き、良く耕しました。
水もち・水はけの確認
土の保水性(水もち)と排水性(水はけ)を確認しました。
比較的砂質土に近く、水はけは良いものの水もちを改善する必要があり、フカフカの土をイメージして腐葉土を混ぜ込みました。
土壌酸度(pH)の調整
土壌酸度計で測定したところpH6.0とやや酸性土に傾いていました。
苦土石灰を混ぜ込み、中性に近くなるよう酸度調整を行いました。
土作りでたいへんな事
土の重さ
土は見た目以上に重く、土の漉き込みにはカラダをとても使います。
最初は力の加減が判らず体力を使いすぎて疲れますし、カラダもあちこち痛くなるため、土作りには慣れが必要です。
太陽の紫外線
外で作業すると、お日様に照らされて疲れるものです。
冬の時期から長袖をきちんと着て、紫外線による日焼け対策をしましょう。
姿勢の悪さ
土を扱う場合には地面にしゃがみ込むことが多いため、長時間しゃがみこんで姿勢を悪くしていると腰が痛くなってしまいます。
ときどきは姿勢を正し、カラダをリラックスさせましょう。
まとめ
土作りができあがり、とても喜んでもらえました。
土作りには潜在的ニーズがある、そう感じた一日でした。